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甲斐駒ケ岳からのひとこと

 

 

 〜「漆喰風」の壁に騙されないための、本物の素材選び〜

「健康のために漆喰の壁にしたい」 家づくりを検討されている方から、よくいただくご相談です。しかし、ここで一つ重要な事実をお伝えしなければなりません。実は、世の中に「漆喰」と呼ばれているものは数多くありますが、その中身は驚くほど千差万別なのです。

ビニールクロスの上に薄く塗るだけのもの、合成樹脂(プラスチック)を混ぜて塗りやすくしたもの、あるいは漆喰の「質感」だけを似せた化学建材……。

私たち無添加住宅が使用しているのは、これらとは一線を画す「完全オリジナルの本物」です。なぜ、私たちの漆喰が他と違うのか。そして、なぜ北杜市の家づくりにおいてその違いが重要なのか。私たちが守り続ける「特別な理由」を紐解いていきましょう。


1. 合成樹脂を一切入れない「純粋な組成」

一般的な「塗りやすく、割れにくい」と言われる漆喰の多くには、合成樹脂(接着剤)や化学添加物が含まれています。これらは施工性を高めてくれますが、同時に漆喰本来の「力」を奪ってしまいます。

樹脂が漆喰の「穴」を塞いでしまう

漆喰の最大の特徴は、表面にある無数の微細な孔(あな)です。この孔が湿気を吸ったり吐いたりし、ウイルスやニオイを吸着します。しかし、合成樹脂を混ぜてしまうと、その樹脂が膜となって大切な孔を塞いでしまいます。これでは、漆喰の見た目をした「プラスチックの壁」と変わりません。

無添加住宅の漆喰は、消石灰、麻の繊維(スサ)、海藻から作った糊、そして石粉のみでできています。混じり気のない天然素材100%だからこそ、漆喰本来の呼吸が損なわれることなく、驚異的な調湿性能と自浄作用を発揮し続けるのです。

2. 「自ら石に戻る」という、時を超える耐久性

無添加住宅の漆喰は、塗った後、空気中の二酸化炭素(CO2)を吸収しながら時間をかけてゆっくりと「石灰石(石)」へと戻っていきます。これを炭酸化反応と呼びます。

年月が経つほどに強くなる壁

多くの建材は、完成した瞬間から劣化が始まります。しかし、私たちの漆喰は逆です。10年、20年、100年と経つにつれて、二酸化炭素を吸い込みながら、どんどん硬く、強固な石の壁へと進化していきます。

この「石化」のプロセスこそが、世界中で古建築や城郭が数百年も美しく保たれている理由です。張り替えが必要なビニールクロスとは違い、次世代へ住み継ぐことができる。それが無添加住宅の漆喰が「資産価値」を落とさない理由の一つです。

3. 北杜市の極端な「乾燥」と「湿気」をなだめる調湿力

北杜市の冬は非常に乾燥し、梅雨や夏はそれなりの湿気があります。この極端な環境変化において、無添加住宅の漆喰はその特別な調湿力を発揮します。

数値に表れない、絶妙な湿度コントロール

一般的な漆喰に比べ、私たちの漆喰は厚みを持って施工されます。その分、蓄えられる水分量(バッファ)が大きく、乾燥しがちな冬には室内の湿度を緩やかに保ち、インフルエンザなどのウイルスが活動しにくい環境を整えてくれます。

また、強アルカリ性という性質により、湿気を吸っても内部でカビが繁殖することはありません。北杜市の澄んだ空気をそのまま室内に取り込み、素材の力でさらに磨き上げる。これこそが、私たちが目指す「最高の空気環境」です。

4. 汚れを「分解」する、真っ白な自浄作用

「真っ白な壁は汚れが目立ちそう」と心配されるかもしれません。しかし、本物の漆喰には、自分で自分を綺麗にする「自浄作用」があります。

太陽の光とアルカリの力

漆喰に含まれる成分が光に反応したり、強アルカリの性質によって有機的な汚れ(カビや細菌、油分など)を分解・殺菌します。 例えば、キッチンの油汚れやタバコのヤニなども、時間の経過とともに漆喰自身が分解し、再び元の白さに戻ろうとします。

北杜市の明るい太陽光が差し込むリビングで、いつまでも色褪せることなく、むしろ深みを増していく白。この「永遠の白さ」は、化学物質を混ぜた漆喰では決して叶えることができません。

5. 「食べられるほど安全」という究極の基準

最後に、私たちが最も大切にしているのが安全性です。 漆喰を練るための糊も天然の海藻から。繊維も天然の麻。もし、小さな子供やペットが壁を少し舐めてしまったとしても、全く害はありません。

家を建てる際、多くの人は「耐震性」や「断熱性」という数値を気にしますが、その家の中で一生吸い続ける「空気の安全性」については、意外と無頓着になりがちです。 「食べられるほど安全」な素材だけで作られた壁に囲まれて眠る安心感。それは、どんな高価な空気清浄機も提供できない、究極の贅沢です。


結論:本物だけが持つ「生命力」を選んでほしい

「漆喰なら何でもいい」わけではありません。 その中身を知れば、なぜ無添加住宅の漆喰が選ばれ続けているのか、その理由をご納得いただけるはずです。

北杜市という美しい土地に、100年後も誇れる家を建てる。 そのためには、表面上のデザインや数値を超えた、素材そのものの「本質」に目を向けていただきたい。

私たちの漆喰が作る、あの透き通った空気の美味しさを、ぜひ一度ご自身の五感で体験してみてください。


本物の漆喰の「手触り」を体感しませんか?

カタログだけでは分からない、漆喰の質感や、実際に吸い込んだ時の空気の清涼感。 北杜市にある私たちのモデルハウスや見学会場で、ぜひご体感ください。

「漆喰の壁に絵を飾りたいけれど、ピンは刺せる?」「具体的なメンテナンス方法は?」 など、漆喰に関するあらゆる疑問は、LINE公式アカウントから気軽にお寄せください。

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 健康で美しい家づくり、まずは「本物の素材」を知ることから始めましょう。