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甲斐駒ケ岳からのひとこと

 

 

 

北杜市大泉町は、八ヶ岳南麓の緩やかな斜面に広がる高原エリアです。
この地域の大きな特徴が、朝霧と湿度の動きです。

山から流れ下りる冷気と、昼に温められた空気がぶつかることで、
夜明け前後に霧が発生しやすくなります。

この現象は、風景の美しさだけでなく、暮らし方・家づくり・健康にまで影響します。


❄ 霧が発生する仕組み

大泉町は、

  • 八ヶ岳の裾野

  • 南アルプスからの風

  • 日中と夜の寒暖差

という条件が重なり、空気中の水分が霧として現れやすい地形です。

夜間に地面が冷えると空気中の水蒸気が凝結し、朝方に霧となって可視化されます。


✅ 湿度が高いと何が起きるか

霧が出るということは、空気中の湿度が高いということです。

これにより、

  • 木材が湿気を吸いやすい

  • 洗濯物が乾きにくい

  • 室内に湿気が入り込みやすい

という影響が出ます。放置すると、カビ・結露・ダニのリスクが高まります。


❄ しかし、乾燥しすぎないという利点もある

一方で、大泉の湿度は、

  • 冬の過乾燥を防ぐ

  • 肌や喉が痛くなりにくい

  • 木材の割れを抑える

というメリットも持っています。つまり、適切にコントロールすれば、住み心地の良い湿度帯なのです。


✅ 家のつくり方で「湿気の質」が変わる

湿度のある地域では、防湿するより「調湿する」設計が重要です。

● 漆喰の壁と天井

  • 空気中の湿気を吸って吐く

  • 結露を防ぎやすい

● 無垢材の床

  • 湿度の急変を緩和

  • 足元の冷えを抑える

化学接着剤を使わず、ニカワを使用し、自然由来のオイル塗装で仕上げることで、素材本来の調湿性能が活きます。


❄ 断熱と湿度の関係

湿度は、温度と強く結びついています。

  • 冷たい壁や床がある
    → 結露が発生
    → 湿気が溜まる

これを防ぐためには、断熱が不可欠です。

新築では、屋根・壁にセルロースファイバー、基礎に硬質ウレタンフォーム。

中古住宅のリフォームでは、天井・壁・床に高性能グラスウール。

この構成により、室内表面温度が上がり、霧の出る朝でも結露が起きにくくなります。


❄ 大泉の霧は「自然の加湿器」

大泉町の朝霧は、単なる気象現象ではなく、空気に潤いを与える自然の装置です。

これを敵にするか、味方にするかは、家のつくり方で決まります。


✅ まとめ

  • 大泉町は霧と湿度が出やすい地形

  • 湿度はカビの原因にも、快適さにもなる

  • 自然素材が湿気を調整する

  • 断熱性能が結露と湿気を抑える

  • 霧は上手に使えば「心地よさ」になる

大泉の環境は、正しく整えれば、非常に健康的な住まい条件になります。


✅ 大泉の気候に合う家づくりは ShozenDesignへ

ShozenDesignでは、大泉町を含む北杜市全域で、

  • 湿度・霧・風の現地評価

  • 自然素材による調湿設計

  • 高断熱による結露対策

を一体で行っています。

「この場所で、この暮らしは成立するか」その視点から、丁寧に整理します。

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